秋の遠足『古代エジプト展』その二
名古屋で開催されていた「古代エジプト展」に名古屋支部で見学に行きました。
その感想です。
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古代のエジプトの歴史や、その当時の人々の死後の世界の考え方を知ることができた。
ミイラがなぜ作られたのか、ミイラと一緒に入れられたものや棺の模様にどういう意味があるか?また、エジプトの神話のことなど。
面白かったのは、
彼らの宗教では死んで死後の世界に行ったときに、その人の心臓の重さが測られ、最後の審判を受けることで来世に行けるかどうかが決まると書いてあった。
帰ってから展覧会で買った本で読んだけど、心臓が「真実の羽」というダチョウの羽と測られてその人が生前に善行を行なっていると来世も生きられるらしい。羽より重いと心臓が怪獣に食べられてしまう。軽いと来世に行ける。
その時に心臓がその人を裏切って罪を明かさないようにって呪文を書いた石も置かれていたんだって😂面白いね。
でもその当時の人々が真剣に考えた結果そうなったんだなと思った。
死後の世界は厳しい世界らしくて、「死者の書」という呪文が書いてある巻物があって、安全に来世に行くためのガイドブックみたいなものらしい。
いろいろ身につけるのは日本の三途の川を渡るための装束をつけるのと同じようなものなのかと思った。
いつでも魂が戻ってこれるように肉体を保存しておくみたいだけど、展示してあるのは、どれも王家の人や高官や執事とか地位の高い人のばかりだから、来世に生きるために何十日もかけてミイラにしていろんなものつけて墓に入れるのは財産や地位のある人たちだけなのかと思ったけど、庶民のミイラも見つかってるみたい。
他には、神々に捧げるための動物のミイラとか。
その当時人気のあった奉献物(神々の偶像)とかがあった。
そんな時代にヤコブが生きていたし、モーセが生まれて出エジプトの奇跡が起きたんだね。
ローマ帝国に滅ぼされた後はクリスチャンに改宗する人がほとんどで、ミイラも作られなくなったらしい。
古代エジプトの神々は「1500柱」あるって書いてあった。
神々を「柱」と数えるんだね。そういえばキャンプで純が講義したときに柱の話をしていたなと思い出した。
(名古屋支部/婦人)